送料無料 日本風景写真協会会員 坂下茂夫 写真集
はじめに(写真集より抜粋)
伊勢神宮は日本人の心のふるさとといわれ、「お伊勢さん」「大御神さま」とも呼ばれ、親しまれている。
ある日突然、日ごろお世話になっている福井の写真家・落井氏から伊勢神宮の四季の写真を撮ってみませんかと電話を頂き驚きました。
それまでの私は、自然を相手に自然が創り出す感動的な場面を求めてあちらこちらに飛び回っておりました。
それに何より生まれが松阪の私にとって、伊勢神宮は子供の頃からお伊勢さんと呼んでよく知っているだけに、被写体として考えたことはあまりありませんでした。
特に私には人出の多い観光地としての印象が強く、四季を撮るといっても全く頭にイメージが浮かびませんでした。
それでも少し興味を持った私はお受けすることにしましたが、やがて撮影を進めていくうちに、初めに思い描いていたイメージとは全く違うということに改めて気付かされていきました。
宇治橋を渡るとそこは神の領域、玉砂利の参道に沿って歩を進めていくと、深々とした太古の森に導かれ、気持ちが一層引き締まっていきます。
そしてこのような神聖な場所を、私のような不精進者が撮影していても良いものかと思えるほどの厳粛な雰囲気が漂ってきます。
心の未熟さまでもが見透かされているようで、いつも緊張しながらの撮影でした。
それでも神宮や地元の方々のご協力もあって楽しく撮影することができ、またたく間に2年間が過ぎました。
いろいろな思いが一杯詰まった多くのカットから、四季折々に見ることができる神宮の風景100点余りを選び出し、ここに出版することができました。
これもひとえに神宮の方々の理解あるご協力、地元写真愛好家の方々の惜しみない情報提供、落井氏や東方出版社長およびデザイナーの方々の暖かいご助言などのおかげであり、改めて感謝を申し上げます。
坂下茂夫(さかしたしげお)
1947年 三重県松阪市に生まれる
1975年 四日市の石油化学会社に勤務する傍ら、趣味の登山が高じて山岳写真を始める。
1990年 足腰の衰えを感じ、自然を対象とした風景写真に転向、長野、岐阜、奈良、滋賀、三重などを中心に撮影を行なう。
1995年 雑誌などのコンテストに応募を始め、入賞多数。
2001年 日本風景写真協会創立会員として入会。
2005年 日本風景写真協会三重支部設立、支部長を務める。
坂下茂夫 公式ブログ 「伊勢の風」はこちら↓
https://www.isenokaze.blog39.fc2.com/
伊勢神宮の四季
著者 坂下茂夫
発行者 今東成人
発行所 東方出版(株)
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■ お客様の声
おすすめ度 | いしむら様 | 2009-03-08 |
静かで厳かな、とても有り難い写真でした。有り難うございます。また終始ご丁寧な対応に感謝申し上げます。 | ||
お店からのコメント
2009-03-08
いしむら様 この度はご利用誠にありがとうございました。
写真集、気に入っていただけたようでうれしく思います。 こちらこそ、丁寧な対応をしていただき、本当に感謝しております。 |
伊勢神宮の四季 写真集より一部を紹介
昇陽 宇治橋外鳥居 [12月下旬]
冬至の頃は宇治橋の大鳥居の間から日が昇る。
誰もが思わず手を合わせる一瞬である。
日本の原風景がここにある。
光る橋 宇治橋 [11月下旬]
落椿 内宮 御正宮前 [3月上旬]
前夜の雨で落下した椿の花が暗い石段に彩りを添える。
緑鮮やか 内宮 古殿池 [5月上旬]
秋風 五十鈴川 [12月中旬]
降りしきる雪 内宮 御正宮 [2月上旬]
天気予報から降雪を予想し駆けつける。
薄暗くなりかけた頃、湿った大粒の雪が思った通り降り出した。
1時間位のあっという間の出来事だった。